gihodo shuppan
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書籍詳細
 
昼光照明デザインガイド
〜 自然光を楽しむ建築のために 〜
日本建築学会編
B5・170頁 / 3024円
発行年月日 : 2007年8月
ISBN : 978-4-7655-2505-3
 

内容紹介
「建築の歴史は窓の歴史」と言われるほど,窓は建築物のもっとも重要な要素であり,「採光」は窓の持つ重要な機能の一つである。一方,電灯照明の歴史はエジソンの時代から約120年に過ぎない。歴史的長さから考えて,ヒトがより親しんでいるのは昼光照明であると言える。本書は,昼光照明による理想的な環境をめざすためのガイドブック。昼光照明に関わる最新の技術や状況に合わせた設計資料を整備するとともに,将来に備えその可能性を広げるために,根本的な意義と基本的な理論についてまとめている。第1〜4章でおよその昼光照明設計に対応,第5章〜第7章が基礎編(理論編)となる。
 
目次
第1章 昼光照明の現状

 1.1 昼光照明の可能性
  1.1.1 省エネルギー
  1.1.2 快適性
 1.2 事務所の昼光照明
  1.2.1 昼光照明の意義と留意点
  1.2.2 事例1:Tビル
  1.2.3 事例2:Nビル
  1.2.4 事例3:Jビル
  1.2.5 事例4:Hビル
 1.3 博物館・美術館の昼光照明
  1.3.1 昼光照明の意義と留意点
  1.3.2 事例1:K美術館
  1.3.3 事例2:B美術館
 1.4 学校の昼光照明
  1.4.1 昼光照明の意義と留意点
  1.4.2 事例1:N中学校
  1.4.3 事例2:S中学校
 1.5 病院・福祉施設の昼光照明
  1.5.1 昼光照明の意義と留意点
  1.5.2 事例1:F病院
  1.5.3 事例2:A病院
  1.5.4 事例3:K病院
  1.5.5 事例4:介護老人保健施設K苑
 1.6 住宅の昼光照明
  1.6.1 採光の意義と留意点
  1.6.2 住棟および室の配置
  1.6.3 窓の位置
  1.6.4 可視光透過性材料の利用

第2章 昼光照明ガイドマップ

 2.1 昼光照明を計画するということ
  2.1.1 昼光照明デザインとは
  2.1.2 昼光照明の目的
  2.1.3 昼光照明デザインを構成する3つの部位
  2.1.4 建築デザインのなかの昼光照明デザイン
 2.2 昼光照明の計画および設計プロセス
  2.2.1 設計フロー
  2.2.2 調査・基本設計段階
  2.2.3 設計段階
  2.2.4 施工段階
  2.2.5 評価・運用段階
  2.2.6 フィードバック段階
 2.3 昼光照明にかかわる評価指標,評価システム
  2.3.1 CEC/L
  2.3.2 CASBEE
  2.3.3 コミッショニング

第3章 昼光照明装置の構成要素

 3.1 昼光照明装置の分類
 3.2 窓と制御装置
  3.2.1 窓の分類
  3.2.2 断熱性や日射遮蔽性の高い窓
  3.2.3 窓に付加される昼光制御装置
  3.2.4 可変型昼光制御装置の制御方法
 3.3 昼光照明装置の構成要素
  3.3.1 採光部・導光部・放光部の定義
  3.3.2 採光部
  3.3.3 導光部
  3.3.4 放光部
 3.4 昼光照明装置の構成要素を支える材料
  3.4.1 材料の光学設計の概要
  3.4.2 透過材料
  3.4.3 反射材料
  3.4.4 屈折材料
  3.4.5 水

第4章 昼光照明による視環境

 4.1 昼光照明による視環境上の問題
 4.2 直射日光の扱い
  4.2.1 光源としての直射日光とその制御
  4.2.2 窓からの直射日光
  4.2.3 制御の例
 4.3 グレア
  4.3.1 不快グレア
  4.3.2 不快グレアの抑制
  4.3.3 ロールスクリーン等によるグレアの抑制
  4.3.4 光膜反射(映り込み)
 4.4 昼光と照度
 4.5 昼光と照度分布
 4.6 昼光と輝度分布
 4.7 光の方向
 4.8 量・色の変動
 4.9 窓から流入する環境要素
  4.9.1 窓の役割
  4.9.2 日射遮蔽装置と眺望
 よくある質問

第5章 昼光と人工光

 5.1 昼光と地域特性
  5.1.1 太陽放射の分類
  5.1.2 昼光の分類
  5.1.3 昼光の地域特性
 5.2 天空光と天空輝度分布・天空放射輝度分布
  5.2.1 太陽が天空輝度分布に与える影響
  5.2.2 天空状態の分類
  5.2.3 晴天空の輝度分布
  5.2.4 曇天空の輝度分布
  5.2.5 中間天空の輝度分布
  5.2.6 晴天空・曇天空・中間天空の天頂輝度
  5.2.7 包括的な天空輝度分布
 5.3 昼光の色
  5.3.1 昼光の色と色の変動
 5.4 昼光による照度
  5.4.1 昼光による照度の分類
  5.4.2 日照と日射に関する指標
  5.4.3 直射日光照度
  5.4.4 天空光照度
  5.4.5 地物反射光による照度
  5.4.6 日射量からの昼光照度予測
  5.4.7 昼光による室内の照度
 5.5 昼光照明計算
  5.5.1 昼光率と全天空照度
  5.5.2 昼光率・昼光照度の計算
 5.6 昼光に応じた人工照明制御
  5.6.1 併用照明の留意点
  5.6.2 昼光照明に応じた人工照明制御の基本的考え方
 5.7 人工光源
  5.7.1 光束[lm]と発光効率[lm/W]
  5.7.2 色温度Tc[K]と相関色温度Tcp[K]
  5.7.3 演色評価数Riと平均演色評価数Ra
  5.7.4 昼光に応じた制御に適する光源
 5.8 照明器具
  5.8.1 器具効率
  5.8.2 保守率と初期光束補正制御

第6章 昼光照明と人間

 6.1 視覚の基礎
  6.1.1 眼球の構成
  6.1.2 網膜と視細胞
 6.2 昼光と視覚
  6.2.1 昼光と視感度
  6.2.2 視野
  6.2.3 加齢の影響
 6.3 昼光と健康
  6.3.1 昼光の過剰・不足による病気
  6.3.2 紫外放射と健康
  6.3.3 病院建築における昼光
 6.4 光と生体リズム
  6.4.1 生体リズムと同調因子
  6.4.2 生体リズムとスペクトル
  6.4.3 昼光と生体リズム
 6.5 昼光と心理
  6.5.1 窓の心理効果
  6.5.2 昼光の心理効果

第7章 昼光照明とエクセルギー

 7.1 「流れ」と「循環」
  7.1.1 エネルギーの流れ
  7.1.2 流れの中の昼光照明
  7.1.3 エクセルギーとは
 7.2 蛍光ランプは電気ヒーターか
 7.3 昼光照明と人工照明における流れと消費
 7.4 昼光照明と冷房・暖房のつながり
 7.5 流れのデザインとは

付 録

 測光量とその単位
 分光分布と色温度
 立体角と立体角投射率,天空率
 太陽位置の計算
 天空輝度分布の数式モデル(All Sky Model-L)
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