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書籍詳細
 
田園都市を解く
−レッチワースの行財政に学ぶ−
菊池威著
B6・250頁 / 2640円
発行年月日 : 2004年3月
ISBN : 4-7655-4440-0
 

内容紹介
【在庫僅少・美本ございません】
都市を有効に制御する方法いまだに手にはしていない.解決は今世紀に持ち越されている.その前に本当に都市を正しく制御できるのであろうか.都市との最適な関係を築き,より快適な都市生活を享受できるのであろうか.都市経営の観点からE・ハワードの提唱した《田園都市》(Garden City)構想の1世紀にわたる変遷を分析し,行財政のあり方を論じた.
 
目次
一 《田園都市》とは
1 『明日 真の改革のための平和の道』
2 新都市としての《田園都市》
3 《田園都市》の行財政
4 《田園都市》の行政機構
5 ハワード構想の反響
6 計画の性質と特徴
7 統合・調和の仕掛け人としてのハワード
二 《田園都市》構想の具体化とその発展
1 《田園都市》開発会社の立上げと地所の選定
2 独特の開発方法
3 協同住宅・労働者向けコテージの開発
4 地方行政単位としてのレッチワース
5 《田園都市》レッチワースの都市経営

三 戦後におけるFGC社・町議会・州議会・国との関係
1 FGC社と町議会の最初の衝突から同社経営権の買収の動きまで
2 公社化法案制定への動きとヨークホテル社によるFGC社買収
3 新たな衝突から公社発足まで
4 北ハートフォードシャーへの併合
5 公社から財団へ(「一九九五年産業共済会法」の成立)
6 一九九九年現在のレッチワースの状況

四 レッチワースから学ぶべきもの
1 ハワード田園都市構想の核心と実現化の程度
2 日本における《田園都市》論
3 ハワードのアイディアの核心部分
4 ニュー・パブリック・マネジメントへの期待

五 エピローグ
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