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書籍詳細
 
騒音と日常生活
〜 社会調査データの管理・解析・活用法 〜
久野和宏編著
B5・332頁 / 4400円
発行年月日 : 2003年2月
ISBN : 4-7655-3185-6
 

内容紹介
自治体による騒音の測定・調査データなど,音と日常生活とに関するデータは膨大に存在するが,これら1次データは,単純な集計が行われ,型通りの報告書がつくられた後は,通常顧みられることなく,死蔵,散逸するケースがほとんどである.その収集には多大の労力,時間,経費を要するばかりでなく,1次データこそ最大の情報源であるにもかかわらず,である.本書は,著者らが長年かかわってきた騒音に関する社会調査データの収集・管理・解析・活用法について解説する書.まず,音や耳の性質,音の定量的表し方などの基礎知識にふれた後,騒音に関する具体的なフィールド調査の概要と結果を示しながら,騒音調査の方法と,各種解析によるデータに内在する声(データの集合としての合唱効果=法則性)の抽出,活用の一端を紹介し,さらに,データ管理・蓄積システムの実際とデータ解析方法について論じている.
 
目次
第1章 音と耳
はじめに/耳に聞こえない音/音の種類/音の速さ/音速と媒質の振動速度/音の背丈(波長)/音と障害物/大気圧と音/音の不思議/音のエネルギー/音の発生メカニズム/耳の働き/聴覚の世界/音の明暗

第2章 dBと音の定量表示
はじめに/圧力とその単位/大気圧/音圧/100Wの生命/声のエネルギー/音の被暴量/組立て単位と人名/音のレベル表示/ウェーバー・フェヒナーの法則/音の大きさのレベル(ラウドネスレベル)/騒音レベル/ホン:dBとphonとdB(A)とホン/新たなる変身:dB(A)からdBへ/dBの仲間達/dBの縁者達/dBの足跡/dBは単位か?/dBの演算/dB?

第3章 騒音の測定と評価法
はじめに/音圧に関係する諸量/騒音の評価量/時間に関係する諸量/基本量から算出される音響データ/騒音の種類/あとがき

第4章 日常生活における音の暴露
ある主婦の1日/身の回りの音/騒音暴露量測定と生活環境調査/1日の騒音暴露量と行動別騒音暴露量/睡眠中の音環境/音環境に関する有職者の意識/自己発声音/聴覚への影響/音トピア

第5章 住居の音環境
住居の騒音暴露量測定と生活環境調査/住居の騒音暴露量の実状/騒音に対する住民意識/住居の騒音暴露量の分析/騒音に対する住民意識の分析/騒音に対する住民反応の尺度化/dose−responseの分析と騒音の評価基準/評価基準に関する検討/騒音に係る環境基準/あとがき

第6章 近隣騒音
はじめに/調査の方法および概要/近隣騒音被害の状況/近隣騒音の分類/被害の有無と解決策/音に対する関心度/「静かさ」に対する住民意識/「静かさ」と近隣騒音との関連/住み心地と「近所付き合い」や「静かさ」等との関連/あとがき

第7章 沿道の音環境
道路交通騒音の常時観測/沿道騒音の実状/沿道騒音の経年変化/沿道騒音と交通量/常時監視における外れ値/あとがき

第8章 鉄道沿線の音環境
はじめに/鉄道騒音に関する調査・研究等の現状/鉄道騒音の測定と評価/名古屋市域における調査データの蓄積/新幹線鉄道騒音の分析と予測/在来線鉄道騒音の分析と予測/鉄道騒音における騒音ピークレベルと単発騒音暴露レベル及び等価騒音レベルの関係/新幹線鉄道騒音の変遷/在来線鉄道騒音の変遷/あとがき

第9章 航空機騒音とWECPNL
はじめに/WECPNLとは?/WECPNLの簡略表現と等価騒音レベルとの関係:WECPNLの表面的な解釈/環境基準にいうWECPNL70とは?/ピークレベルLAMのばらつき/若しWECPNLの値が1〜2変化したら?/13の秘密/名称・単位など/面倒な単位と評価量のはなし/評価量とは?(WECPNLは評価量か?)/騒音の一元的・総合的評価にむけて

第10章 社会調査データの蓄積と管理
騒音調査の種類/調査データの保存と管理/騒音調査データの内容

第11章 データ解析手法
AIC/数量化理論I類/数量化理論II類/数量化理論III類/累積評定法とリッカート尺度/系列範ちゅう法/メンバーシップ関数
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