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書籍詳細
 
河川の減災マニュアル
〜 現場で役立つ実践的減災読本 〜
末次忠司著
A5・394頁 / 5184円
発行年月日 : 2009年6月
ISBN : 978-4-7655-1752-2
 

内容紹介
近年,地球温暖化に起因すると思われる豪雨が多発しており,特に人口・資産が集積する都市水害が深刻化している。そのため水害は減少しているもののその被害額は減少していない。そこで行政は,従来の被害を押さえ込む「防災」から被害を軽減する「減災」にシフトしつつある。本書は,水害被害の現状,その素因,誘因である気象,地形,土砂動態から,水害のハード,ソフト対策まで,「減災」の考え方や手法を体系的にとりまとめた実務書である。
 
目次
1. 川にまつわる現象を多角的に見る
 1.1 川の基礎知識
 1.2 川の見方
 1.3 豪雨の発生要因
 1.4 豪雨は増えているか/増えるか
 1.5 降雨から洪水へ
 1.6 洪水の特徴
 1.7 10m/h以上も上昇する洪水
 1.8 いろいろな堤防
 1.9 川の大きさはどうやって決まるか
 1.10 洪水に伴う土砂・流木
 1.11 樹林化する高水敷
 1.12 洪水流を解析する
 1.13 実験で洪水流を再現・予測する

2. 水害の発生と政策的対応
 2.1 歴史的な大洪水
 2.2 水害の発生状況
 2.3 洪水・氾濫による死亡原因
 2.4 何が水害を発生させたか
 2.5 水害脆弱性への対応
 2.6 治水政策の変遷
 2.7 減災行政の動き

3. グローバルな視点で
 3.1 河川が作った地形
 3.2 大規模地形変化
 3.3 歴史的に見た川と人のつながり
 3.4 川と下水道
 3.5 海外の水害
 3.6 アメリカにおける減災

4. 河道計画および構造物による減災対策
 4.1 新河川法における河道計画
 4.2 河道計画の策定
 4.3 洪水流量を調節する
 4.4 洪水調節施設の設計
 4.5 地下空間を利用した洪水調節
 4.6 堤防設計概論
 4.7 堤防はどのようにして壊れるか
 4.8 洪水に強い堤防(浸透対策)
 4.9 洪水に強い堤防(侵食対策)
 4.10 洪水に強い堤防(耐震対策)
 4.11 洪水に強い河川構造物
 4.12 スーパー堤防
 4.13 変動する川の河床
 4.14 局所的な洗掘・堆積
 4.15 河床変動への対応
 4.16 河川技術の集大成
 4.17 今後の技術開発
 4.18 環境に配慮した構造物

5. 氾濫特性とその解析
 5.1 氾濫概論
 5.2 破堤氾濫特性
 5.3 地形と氾濫
 5.4 氾濫水のスピード
 5.5 氾濫流を解析する
 5.6 内水氾濫の実態と対策

6. 減災のためのソフト対策
 6.1 氾濫原管理とは
 6.2 総合治水対策
 6.3 土地利用規制
 6.4 洪水危険度マップ
 6.5 地下水害
 6.6 地下空間の減災
 6.7 思いがけない水害
 6.8 ライフライン機能を守る
 6.9 水害ポテンシャル評価
 6.10 保険による対応
 6.11 住民参加の減災計画作り
 6.12 防災教育

7. 危機回避方策
 7.1 洪水発生時の情報収集・伝達(防災機関編)
 7.2 洪水発生時の情報収集・伝達(住民編)
 7.3 水防最前線
 7.4 安全に避難する
 7.5 氾濫流を制御する
 7.6 危機を回避する
 7.7 災害復旧・復興
 7.8 防災ボランティア

8. 河道管理・その他
 8.1 土砂動態モニタリング
 8.2 河口域におけるモニタリング
 8.3 総合的な土砂管理
 8.4 施設の維持管理
 8.5 治水経済
 8.6 コスト縮減
 8.7 河川文化
参考データ
Copyright